Journal


Gasparo da Salo Viola 420mm [製作中]

現在製作中のガスパロ・ダ・サロのビオラです。ボディ長は420mmで、側板と裏板にはポプラを使用しています。 完成は11月下旬を予定しています。試奏をご希望の方はお早めにお問い合わせください。    ...

第10回 関西弦楽器製作者協会展示会

4月22日(日)に大阪市中央公会堂にて関西弦楽器製作者協会の展示会が行われます。詳しくはこちらをご覧ください。 今回は私も参加予定です。お気軽にお声をかけてください。

2018 Copy of the “Enescu, Cathedral” Giuseppe Guarneri del Gesù

ジョルジュ・エネスコ (ジョルジェ・エネスク、George Enescu)が所有していたジュゼッペ・グァルネリ・デル・ジェスのレプリカです。   ...

Stradivari Viola Copy

ストラディヴァリのスクロールその2

比較的状態の良いストラディヴァリの渦巻きを見ると、輪郭の角を落とす面取りと呼ばれる加工のしてある部分が、黒く塗られているのがわかります。 これはアントニオ・ストラディヴァリが1690年頃に始めたもので、それ以前の作品には見られない特徴です。輪郭を強調させようとしたのでしょうか。ちょうど面取りそのものの幅が広くなるのと同時期です。 上にあるのが1690年以前の黒塗りがされていない渦巻きで、下が1690年以降の黒塗りがされている渦巻きになります。彫り方を比べてみてもその作風がかわっているのがわかりますね。

Guarneri Copy 2017

展示会のお知らせ

11月2日(木)から5日(日)まで東京都千代田区で行われる展示会に参加します。 「日本マスターバイオリンメーカーズ展示試奏会」の会場はJR市ヶ谷駅から徒歩5分ほどの位置にある一口坂ギャラリィです。 国内各地から集まった製作家の作品を自由に演奏するだけではなく、製作した職人ともコーヒーを片手に話すことができます。私も全日会場にいますので、ご興味があるかたはぜひお越しください。

2017 Bellosio Viola

8月4日から7日まで東京に滞在しています

8月4日(金)から7日(月)まで、東京に滞在しています。こちらのビオラをお試しできますが、その他の楽器もご希望があれば可能な限り対応させていただきます。 ご興味のある方は、ご都合のよい日にちと時間帯などをお知らせください。こちらで場所と日程を調整させていただきます。

2017 Bellosio Viola

現在製作中の楽器

現在製作中のアンセルモ・ベロジオのビオラです。ボディは390mm (15 1/3 inches)と小さいですが、弦長は410mmくらいのビオラと変わりません。そのため音量も充分にあります。...

2017 Copy of A Stradivari

2017 Stradivari Viola

1732年頃にストラディヴァリが作っていたらこうなっただろうと想定して製作したヴィオラです。     

Betts Scroll Outline

ストラディヴァリのスクロール

スクロールは製作者の個性が際立って現れる箇所です。当時の楽器としては比較的精度が高いストラディヴァリの楽器でも、渦巻きを見ると彼の癖がよくわかります。  ストラディヴァリの黄金期に作られたヴァイオリンの渦巻きに特に目立つのが、楕円形です。言葉で説明するのが難しいので上にある図を見てください。 このような癖があるので、高音側から見たときの渦巻きには頭をもたげていくような印象があり、低音側から見たときには逆に頭をうつむかせていくような印象があります。幾何学的に描かれる渦巻きからずれていることで独特の動きと流れが出ています。  1704年製『ベッツ』の渦巻きの輪郭だけを残し、両側を重ねてアニメーションにしました。こうしてみると違いがわかりやすいですね。 

2011 Bergonzi Copy

アーチのデザイン

ヴァイオリンのデザインと聞くと、まず思い浮かべるのがボディの輪郭ですよね。しかし、表裏板の膨らみ、つまり『アーチ』も楽器の音色と密接に関係するデザインの要素です。では、そのアーチはどのようにデザインされているのでしょうか。 16〜18世紀半ばのクレモナのヴァイオリンのアーチの美しさには目を見張ります。同じクレモナの楽器でも、アーチには様々なスタイルがあり、同じ製作者が作ったものでも時期が違えばおもむきが正反対のアーチを使っていたりします。しかし、彼らのアーチにはいつもなにか共通した文法のようなものが存在しています。常に美しくありながら自由度が高いデザインの方法を知っていたのでしょう。クレモナの巨匠がアーチのデザインを得るためにおそらく使っていただろうと現在幅広く認められているのが、短縮サイクロイド曲線(Curtate Cycloid)というものです。短縮サイクロイドを使ってオールドヴァイオリンを分析し発表したのはトゥリオ・ピゴリ (Tullio...

Posts Navigation